ワクチン接種済みの子どもの腸チフス症状とは
ワクチン接種済みの子どもの腸チフス症状
腸チフスワクチンを接種していても、稀に感染することがあります。ワクチン接種児は発症率が低く、症状も比較的軽い傾向です。主な症状は以下の通りです。
- 発熱
- 頭痛
- 筋肉痛
- 倦怠感・全身のだるさ
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 食欲不振
- 体重減少
- 意識混濁(まれに)
受診の目安
上記の症状が見られたら、早めに医療機関を受診してください。
治療法
腸チフスの治療は抗生物質が中心です。一般的に使用される薬剤は次のとおりです。
- シプロフロキサシン
- セフトリアキソン
- アジスロマイシン
- アモキシシリン・クラブラン酸カリウム(アモキシシリン/クラブラン酸)
治療期間は通常7〜14日です。
予防策
最も効果的な予防はワクチン接種です。腸チフスワクチンは主に2種類あります。
- 経口ワクチン(Typhim Vi):2歳以上の子どもに投与
- 注射ワクチン(腸チフス結合ワクチン):6か月以上の子どもに投与
どちらのワクチンも高い予防効果があり、安全性も確認されています。
ワクチン以外の予防対策
- 石鹸と流水でこまめに手洗い
- 清潔な飲料水のみを飲む
- 生ものや加熱が不十分な食品を避ける
- A型・B型肝炎ワクチンの併用接種
腸チフスは重篤な感染症ですが、予防と早期治療で十分に対策できます。旅行先で腸チフスが流行している地域へ行く際は、必ず医師に相談しワクチン接種を検討してください。
