白血病とは何か?
特徴
白血病はすべての形態で白血球が異常に増加したり、未熟な細胞が生成されたりします。その結果、赤血球や血小板が不足し、免疫機能が低下して感染症に対する抵抗力が著しく低下します。
タイプ
主な白血病は4つに分類されます。
- 急性骨髄性白血病(AML)
- 急性リンパ性白血病(ALL)
- 慢性骨髄性白血病(CML)
- 慢性リンパ性白血病(CLL)
ALL と CLL は白血球の異常増殖、AML と CML は血小板や赤血球を含む骨髄系細胞の変化に起因します。急性型は芽球と呼ばれる未熟細胞が多数出現し、病状が急速に進行します。一方、慢性型は進行が緩やかで芽球は見られません。
症状・影響
症状は白血病の種類によって異なりますが、CML や CLL は無症状で血液検査で偶然発見されることが多いです。代表的な症状は倦怠感、出血やあざ、脱力感、息切れ、蒼白、夜間の発汗、発熱などです。白血球の過剰により血小板と赤血球が減少し、免疫系に大きな負担がかかります。
予防・治療法
現在、白血病の原因は明確に分かっていないため予防法は確立されていません。しかし、治療は可能で、特に慢性骨髄性白血病(CML)の5年生存率は約90%に達します。主な治療法は化学療法、放射線療法、そして骨髄移植です。骨髄移植は進行したケースや他の治療に抵抗性がある場合に行われます。
考慮すべき点
白血病は全がん診断の約2%を占め、2008 年の米国国立がん研究所のデータでは、約14万人が白血病、リンパ腫、骨髄腫とともに診断されています。特に20歳未満の若年層においては、白血病が最も死亡率の高いがんとなっています。
