骨髄結核(TBM)の原因・症状・治療法
骨髄結核とは
骨髄結核(TBM)は、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)による骨髄の感染症です。肺結核と同じ菌が原因で、活動性結核や潜伏結核感染がある人に発症します。
発症しやすい人とリスク要因
TBMは全年齢で起こり得ますが、特に小児や若年成人に多く見られます。また、免疫が低下している人(HIV/AIDS、糖尿病、特定の癌患者など)でもリスクが高まります。
主な症状
- 発熱・寒気
- 夜間の発汗
- 倦怠感・体重減少
- 骨や関節の痛み
- リンパ節腫脹
- 貧血
- 血小板減少
- 肝臓・脾臓の腫大
診断方法
以下の検査でTBMの有無を確認します。
- 血液検査
- 骨髄穿刺・生検
- X線検査
- CTスキャン
- MRIスキャン
治療と経過
TBMの治療は、抗結核薬を中心とした多剤併用療法が基本です。治療期間は長く、場合によっては感染した骨髄を外科的に除去することもあります。
主な合併症と予後
- 骨破壊
- 関節障害
- 臓器不全
- 最悪の場合は死亡
早期に診断し適切に治療することで、これらの重篤な合併症を防ぎ、完全回復の可能性が高まります。
受診の目安
上記の症状がみられたら、速やかに医療機関を受診してください。早期発見・早期治療が回復の鍵です。
