小細胞肺がんと非小細胞肺がんの違い
肺がんの分類
肺に最初に発生するがんは「原発性肺がん」と呼ばれます。原発性肺がんは主に「小細胞肺がん(SCLC)」と「非小細胞肺がん(NSCLC)」の2つに分けられます。
小細胞肺がん(SCLC)
肺がんの約5%を占める高速増殖型です。細胞は小さく楕円形で核が大きく、喫煙が主な原因とされています。転移しやすく、主に化学療法が選択されます。別名「オート細胞(oat cell)」とも呼ばれます。
非小細胞肺がん(NSCLC)
肺がんの大多数を占めるタイプで、さらに以下の3つに分類されます。
- 扁平上皮癌(Squamous cell carcinoma)
- 大細胞癌(Large cell carcinoma)
- 腺癌(Adenocarcinoma)
大細胞癌
顕微鏡下で円形かつ異常に大きい細胞が特徴の非小細胞肺がんです。増殖が速く、癌の位置や進行度に応じて放射線治療、手術、化学療法が選択されます。
未分化型非小細胞肺がん
腫瘍が十分に分化していないため、正確な組織型が判別できないケースです。治療方針は他の非小細胞肺がんと同様に、進行度や患者の状態に基づいて決定されます。
