肺がんの特徴と最新情報
罹患率
世界では毎年7百万人以上が肺がんと診断されます。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、米国だけで年間約16万人が肺がんで死亡しています。肺がんは、乳がん、前立腺がん、大腸がんを合わせた死亡数を上回ります。
リスク要因
喫煙は肺がんの最大のリスク要因で、禁煙後でもリスクは残ります。ラドン、アスベスト、環境大気汚染といった有害物質への曝露、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺気腫などの既往、家族歴や遺伝的要因もリスクを高めます。
症状
主な症状は、持続する咳、息切れ、倦怠感、喘鳴、胸痛、血痰、再発性肺炎や気管支炎、食欲減退・体重減少、声がれ、顔や首のむくみなどです。
タイプ
肺がんは大きく「小細胞肺がん」と「非小細胞肺がん」の2種類に分かれます。小細胞肺がんは比較的まれで増殖が速く、非小細胞肺がんは腫瘍の悪性度に応じて4つのステージに分類されます。
生存率
診断時のステージが進むほど生存率は低下します。ステージIで診断された患者の88%が10年以上生存するとされていますが、最も早期で治癒可能なステージで診断されるのは全体の約16%に過ぎません。
