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肺胞マクロファージの主な機能とは?

1. 食作用と除去

肺胞マクロファージは高度な食作用能を持ち、吸入された粉塵、汚染物質、細菌、ウイルスなどの異物を取り込み、肺胞腔から除去します。これにより肺は常に清潔に保たれ、病原体の侵入が防がれます。

2. 抗原提示

取り込んだ異物や病原体を分解し、抗原断片を細胞表面に提示します。この抗原提示は免疫系を活性化させ、適応免疫応答を誘導する重要な役割を果たします。

3. サイトカイン産生

肺胞マクロファージはIL-1、IL-6、TNF-α などのサイトカインを分泌し、免疫細胞の動員や炎症反応の調整を行います。これにより肺内での免疫応答が適切に協調されます。

4. 炎症の調節

炎症を促進する因子だけでなく、抗炎症性のメディエーターも放出し、炎症のバランスを保ちます。機能が乱れると喘息やCOPD、間質性肺疾患などの慢性炎症性疾患のリスクが高まります。

5. 組織修復

成長因子やサイトカインを分泌して肺上皮細胞や線維芽細胞の増殖・分化を促し、損傷した肺組織の修復を支援します。

6. サーファクタントとの相互作用

肺胞サーファクタント(脂質とタンパク質の混合物)と結合し、その代謝と回転を調整します。これにより肺の表面張力が適正に保たれ、肺胞の虚脱を防ぎます。

以上のように、肺胞マクロファージは肺の防御、免疫監視、炎症調整、組織修復に不可欠な多面的機能を担い、呼吸器感染や環境ストレスに対する体の防御力を支えています。

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