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ステージ4肺がんと進行性肺気腫の比較

肺気腫

肺気腫は肺の弾力性が失われ、十分な酸素を取り込むことができなくなる慢性的な呼吸困難を伴う疾患です。肺胞の構造を支える組織が破壊され、肺胞自体とそれに血液を供給する毛細血管も機能不全に陥ります。

肺がん

肺がんは異常細胞が肺に侵入し、正常な肺組織を破壊しながら増殖する病です。がん細胞は栄養と酸素を奪い、肺の機能を低下させます。

ステージ4の比較

進行した肺気腫(ステージ4)は肺の弾力性がほぼ不可逆的に損傷し、呼吸だけで多くのエネルギーを消費します。肺機能は約30%に低下します。肺がんはステージが進むごとに診断が遅れがちで、ステージ2でリンパ節転移が見られることが多いです。ステージ3までで治療の可能性は残りますが、ステージ4になると多くは不治とされ、胸部の腫瘍が呼吸を痛め、骨折や血管圧迫によるむくみを引き起こします。がんが喉や他の部位に転移すると、補助なしでの呼吸はほぼ不可能になります。

共通要因

肺がん患者の約85%は喫煙者です。タバコの煙には多数の発がん物質が含まれ、喫煙期間が長いほどがん細胞が発生しやすくなります。肺気腫も同様に長年の喫煙が主因です。早期に肺気腫を発見し禁煙すればステージ4への進行を防げます。一部の患者では、ステージ4の肺がんが肺気腫を引き起こすこともあります。

治療法

ステージ4肺がんの治療は主に症状緩和が中心です。化学療法で細胞増殖を抑え、放射線療法や手術と併用することで余命を延長できることがあります。腫瘍が重要臓器から離れていれば、レーザーや凍結による除去も可能です。
進行性肺気腫の治療は肺移植が最終手段となります。肺にたまった液体を排出するドレナージや、体位排痰による肺部の排液、胸部叩打で痰を除去する方法、酸素療法などが行われます。

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