ステージ4の透明細胞腎がんとは何か?

透明細胞腎がん(Clear Cell RCC)とは

米国がん協会(ACS)によると、腎細胞がんは顕微鏡で見たときに淡いまたは透明に見えることから「透明細胞がん」と呼ばれ、腎臓がん全体の約90%を占めます。そのうち約80%が透明細胞がんです。

腎細胞がんのステージ分類

腎細胞がんのステージは、腫瘍の大きさ・位置、近くのリンパ節への転移、遠隔臓器への転移の有無などを基に、I期からIV期までの4段階で評価されます。

ステージIV(進行期)とは

ステージIVの腎細胞がんは、腎臓を覆う脂肪層を突破し、近隣または遠隔のリンパ節や他臓器へ浸潤した状態を指します。

生存率

ACSのデータによると、ステージIVの腎細胞がんの5年生存率は約23%です。

転移した腎がんの特徴

米国国立がん研究所(NCI)は、転移した腎細胞がんであっても、元の腎がんと同様の組織学的特徴を保持すると指摘しています。

ステージIVの透明細胞腎がんは治療が難しいものの、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬など新しい治療法が研究・実用化されつつあります。患者さんごとに最適な治療戦略を検討することが重要です。

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