腎臓がん(腎細胞がん)の主な治療法

腎臓がんは、腎臓にできる悪性腫瘍で、腎細胞がん(Renal Cell Carcinoma)とも呼ばれます。腎臓は背骨の近く、腹部の臓器の裏側に位置しています。治療の第一選択は外科手術で、腫瘍を完全に切除できる場合が多いです。手術が困難な進行例や転移がある場合は、さまざまな非手術的治療が選択肢となります。

血管塞栓術(エンボリゼーション)

腎臓への血流を遮断し、腫瘍に酸素や栄養が届かないようにします。これにより腫瘍の成長を抑制します。

凍結療法(クライオアブレーション)

腎臓の腫瘍を凍結して破壊する治療です。医師が皮膚に小さな切開を入れ、針を通してガスを注入し、腫瘍を急速に凍らせます。

免疫療法(生物学的療法)

体の免疫機能を利用してがん細胞と戦います。インターフェロンやインターロイキン‑2など、体内で自然に産生される物質の人工版を投与します。

放射線療法

高エネルギーの放射線でがん細胞を破壊します。主に腎臓がんが他の部位へ転移した進行例で用いられます。

分子標的治療

がんの増殖に関わる特定の経路を阻害する薬剤です。
・ソラフェニブ、スニチニブ:腫瘍への栄養供給を遮断
・テムシロリムス:腫瘍細胞の増殖シグナルを抑制

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