閉経後に見られる卵巣嚢胞のサインと症状
閉経後は卵巣が卵子を産み出さなくなるため、卵巣嚢胞の多くは良性で特に問題になることは少ないです。しかし、稀に悪性になる可能性もあるため、以下のような症状が現れたら早めに医師の診察を受けることが重要です。
主な症状
- 腹部や背中の痛みが続く
- 膀胱が完全に空かない感覚、膀胱や直腸に圧迫感がある
- これらの症状は他の疾患でも起こり得るため、正確な診断が必要です
骨盤の症状
- 骨盤部に圧迫感がある(嚢胞が液体で満たされるため)
- 嚢胞が破裂して腹腔に液体が漏れた場合にのみ、急激な痛みが生じます
月経に関する症状
- 閉経後でも月経様の出血や不規則な出血がある場合は、卵巣嚢胞の可能性があります
対処と検査のポイント
- 嚢胞が確認されたら、まずは血液検査のCA-125を実施します(閉経後に特に有効)
- CA-125の結果が正常で他にがんの所見がなければ、ほとんどの場合自然に消失します
- 検査結果が異常で悪性が疑われる場合は、外科的に嚢胞を除去し、がんの根治を目指します
- 必要に応じて超音波検査やCT・MRIで嚢胞の大きさ・性状を詳しく評価します
