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膵臓がん患者の平均余命はどれくらい?

膵臓がんは最も予後不良ながんの一つで、米国ローディアイランドがん協会によれば「がん死亡原因の第5位」に位置付けられています。米国国立がん研究所のデータ(2006年1月1日)では、膵臓がん患者は約31,180人が生存していると推計されています。

性別・人種別の傾向

男女で生存統計に大きな差はありませんが、膵臓がんの発症率と死亡率はアフリカ系アメリカ人で白人よりも高いことが報告されています。

生存率と予後

膵臓がんは早期に症状が現れにくく、診断が遅れることが多いため、生存率は低くなります。診断時にがんが進行しているケースが多く、予後が悪化します。

1年以内の生存率

医師は膵臓がんと診断された患者に対し、平均で1年以内の余命と伝えることが一般的です。実際、約10%の患者が2年まで生存し、5年生存率はわずか3%です。

予後に影響する要因

  • がんのグレード(分化度)
  • 診断のタイミング(早期かどうか)
  • 患者の全身状態(パフォーマンスステータス)

がんのグレード

がんはサイズや細胞の見た目、正常細胞に似ているかどうかで4段階に分類されます。グレードが高いほど増殖が速く、転移しやすくなります。

早期診断の重要性

がんを早期に発見すれば手術の可能性が高まりますが、手術を受けた患者の5年生存率は3%から15%に上がる程度で、全体的な改善は限定的です。

全身状態(パフォーマンスステータス)

患者の全身状態が良好であるほど、がん治療に対する耐性が高まり、長く生存できる可能性が上がります。医師は「パフォーマンスステータス(PS)」で患者の健康状態を評価し、がんのグレードや診断時期と合わせて余命を見積もります。

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