膵炎:原因・症状・治療法
膵炎とは?
膵炎は、胃の後ろ、上腹部に位置する小さくても重要な臓器である膵臓の炎症です。急性と慢性の形態があり、激しい腹痛や命に関わる合併症を引き起こすことがあります。
膵炎を引き起こす可能性のある感染症
胆石やアルコールが主な原因とされていますが、さまざまな感染症も膵炎を誘発することがあります。
- ウイルス性:おたふく風邪、コクサッキーBウイルス、B型肝炎ウイルス
- 細菌性:サルモネラ、大腸菌、肺炎桿菌
- 寄生虫性:マラリア、住血吸虫症、トキソプラズマ症
- 真菌性:カンジダ、アスペルギルス
見逃せない主な症状
膵炎を早期に発見することは命を救う鍵です。次の症状に注意してください。
- 上腹部や上部胃部に突然の激しい痛みが生じる
- 吐き気、嘔吐、下痢
- 発熱、腹部の腫れや圧痛
- 心拍数の増加、低血圧、黄疸
- 意識混濁、方向感覚の喪失、口渇、過度の渇き
緊急受診が必要なタイミング
上記の症状が見られたら速やかに医療機関を受診してください。早期治療は予後を大幅に改善します。
治療法
治療は原因と重症度に応じて行われます。
- 脱水対策として静脈点滴
- 疼痛緩和のための鎮痛剤
- 細菌感染に対する抗生物質
- ウイルス性原因に対する抗ウイルス薬
- 感染組織の除去や膿瘍のドレナージなど外科的処置
- 経口摂取が困難な場合の静脈栄養
予後と予防
重篤な膵炎は治療しないと死亡率が高くなります。早期診断と支援的治療、根本原因の除去が回復に不可欠です。
より詳しい情報は、メイヨークリニックやCDCなど信頼できる情報源をご参照ください。
