攻撃的前立腺がんの主な症状とサイン
前立腺がんは男性のがんの中で皮膚がんに次いで2位の罹患率を示し、特に増殖が速く転移しやすい「攻撃的」タイプは早期に自覚症状が現れにくいことが多いです。以下に、攻撃的前立腺がんでよくみられる主な症状を体系的にまとめました。
尿路系の症状
尿が出にくくなる「排尿遅延」や、勢いが弱く途切れ途切れになることがあります。これは腫瘍が前立腺を肥大させ、尿道が狭くなるためです。
頻尿や夜間頻尿、残尿感、尿漏れ(滴る)も頻繁に報告されます。
排尿時の痛みや血尿はまれですが、起こることがあります。
性機能に関する症状
勃起障害や勃起の維持が困難になることがあります。
射精時の疼痛や、精液に血が混じる(血精)ことがあります。
消化器系の症状
体重減少が食事や運動量の変化なしに起こることがあります。
腹部の膨満感やガス様の不快感、排便時の痛みを訴えることがあります。
筋骨格系の症状
がんが骨に転移すると、腰部・大腿部・骨盤・大腿後部などに持続的な痛みが出ます。時間とともに痛みは増強します。
下肢のむくみや、骨折しやすくなる(骨脆弱性)こともあります。
神経系の症状
脳や脊髄への転移により、頭痛、倦怠感、記憶障害、混乱、発作(てんかん)などが現れることがあります。
脊髄が侵されると、手足のしびれやチクチク感が出ます。
血液系の症状
がんが全身に広がると貧血を起こしやすく、息切れ、めまい、集中力低下、胸痛などの症状が出ます。
まとめ
上記のような症状が現れたら、早期の診断と治療が重要です。疑わしい症状がある場合は、泌尿器科や腫瘍専門医に相談しましょう。
