前立腺がんは主にどこへ転移するのか
統計
米国前立腺がん財団によると、2009年に約192,000件の前立腺がんが診断され、27,000人の男性がこのがんで死亡しました。
ステージングシステム
米国がん合同委員会(AJCC)は、がんの特性を示すためにTNM分類を用います。TNMは、原発腫瘍の大きさ(T)、リンパ節転移の有無(N)、遠隔転移の有無(M)を評価し、がんの進行度を示します。
骨転移
前立腺がん細胞は近くの骨に転移しやすく、これを骨転移と呼びます。骨転移の有無は、磁気共鳴画像法(MRI)で検出できます。
リンパ系への転移
がんは体内のリンパ節へも広がります。リンパ節は免疫系の重要な構成要素です。がんの有無を確認するために、リンパ節の一部を摘出して病理検査を行うリンパ節切除術(リンパ節腫瘍摘出)が実施されます。
主な転移先
前立腺がんは、最初に近隣の組織へ転移することが多いです。代表的な転移先は、精嚢、膀胱、直腸、骨盤内の周囲組織です。進行すると、遠隔部位へも転移する可能性があります。
