前立腺がんとPSA検査の基本情報
前立腺がんの概要
前立腺がんは男性に最も多く見られるがんのうち第2位です。米国がん協会によると、2009年には新規症例が19万件以上、死亡者が2万7千人以上と報告されています。早期発見は生存率を高め、PSA検査はその重要な手段のひとつです。
解剖学と生理学
前立腺は膀胱のすぐ下に位置する男性の生殖腺で、精液の一部を構成する液体を産生します。
検査の推奨
米国がん協会は、50歳以上のすべての男性に対し、PSA検査と直腸指診(DRE)について医師と相談することを推奨しています。アフリカ系アメリカ人や家族歴に早期前立腺がんがある男性など、リスクが高いとされる人は、40〜45歳から検査について話し合うことが勧められます。
PSA検査とは
PSA検査は血液中の前立腺特異抗原(PSA)というタンパク質の濃度を測定します。
PSA結果の解釈
PSA値が4.0 ng/mL以上の場合、さらなる検査が必要とされ、前立腺がんのリスクが高まります。ただし、前立腺肥大や炎症など、良性の状態でもPSAが上昇することがあります。
追加検査
PSA値が高いと判明した場合、医師は前立腺生検を勧めることがあります。生検では前立腺組織の小さなサンプルを採取し、顕微鏡でがん細胞の有無を調べます。
