前立腺切除後の失禁対策エクササイズ

前立腺切除と失禁

前立腺切除(前立腺全摘)は、前立腺がん治療の一つで、手術後に一時的または永久的な尿失禁が起こることがあります。多くの患者は術後数年で自然に改善しますが、簡単なエクササイズを行うことで回復を早めることができます。

ケーゲルエクササイズ

ケーゲル筋は男女共に尿の流れをコントロールする筋肉です。手術前にこの筋肉を意識し、強化しておくと、術後の失禁回復が早くなります。

  • 尿を出す途中で止めてみて、止められたらそれがケーゲル筋です。
  • 筋肉をしっかり締め、できるだけ長く保持し、ゆっくり緩めます。これを10回繰り返します。
  • 徐々に保持時間を伸ばし、10秒間キープできるようになるまで続けます。

骨盤底筋エクササイズ

骨盤底筋は恥骨から背骨まで伸び、排尿や排便を支える筋肉です。ケーゲルエクササイズと同様の動きで鍛えることができます。

  • 座る、立つ、横になるなど楽な姿勢で開始します。
  • ガスを漏らさないようにお尻と肛門を締める感覚で、骨盤底筋を引き締めます。
  • 体の他の部位を使わず、筋肉だけを収縮させることがポイントです。
  • 10秒間保持し、ゆっくり緩める動作を10回繰り返し、1日数回行います。

まとめ

ケーゲルエクササイズと骨盤底筋エクササイズは、前立腺切除後の尿失禁改善に有効です。術前から継続的に取り組むことで、術後の回復をサポートできます。

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