ハーブで前立腺がんをサポートする方法

ハーブ療法は前立腺がんを根本的に治すものではありませんが、症状の軽減や炎症・痛みの緩和に役立つ可能性があります。ハーブを取り入れる前に、特に他のがん治療を受けている場合は、必ず主治医と相談してください。

ソウ・パルメット(Saw Palmetto)

米国南東部に自生するソウパームの実から抽出されるこのハーブは、前立腺肥大の主因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制します。DHTとエストロゲンの量が減少すると、前立腺が縮小し、肥大に伴う排尿障害などの合併症が改善されます。メイヨークリニックによれば、ソウ・パルメットは肥大した前立腺のサイズを効果的に縮小し、関連する尿路症状を緩和するとされています。多くの男性は、摂取開始から1〜3か月で効果を実感します。

推奨摂取量は1日合計320 mg(160 mgを2回に分けて)です。錠剤またはカプセルで市販されており、どちらでも同等の効果が期待できます。摂取時は8オンス(約240 ml)の水と一緒に飲みましょう。

リコピン

トマトやグレープフルーツ、アプリコットに含まれる天然抗酸化物質です。がん細胞は体内の活性酸素(フリーラジカル)の過剰により形成されるため、抗酸化物質を大量に摂取することで有害なフリーラジカルを減少させられます。2001年の研究では、前立腺がん患者が1日30 mgのリコピンを摂取した結果、腫瘍サイズと血中PSA(前立腺特異抗原)が減少したことが報告されています。

リコピンの効果を得るには、トマトを中心とした食事を増やすのが手軽です。週に10食程度の新鮮なトマトを目安に摂取すると、十分なリコピンを体内に取り込めます。サプリメント(錠剤・カプセル)も利用可能です。

※ハーブやサプリメントの使用は、医師の指導のもとで行いましょう。

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