膀胱生検で前立腺がんを診断する手順
前立腺がんは40歳以上の男性に多く見られる癌です。尿漏れ、腰部の痛み、射精時の痛みなどが症状として現れることがあります。がんが他の部位に転移している疑いがある場合、医師は膀胱やリンパ節など周囲組織の生検を行い、確定診断を試みます。
診断の流れ
- 医師との相談
血液検査でPSA(前立腺特異抗原)値が20以上の場合、がんが転移している可能性が高くなります。この段階で、膀胱やリンパ節の生検が必要かどうか医師と話し合います。 - 膀胱生検の実施方法
膀胱から組織を採取する一般的な方法は「膀胱鏡検査(シストスコピー)」です。細いチューブとカメラを尿道から膀胱内に挿入し、チューブの先端にある小さな切除器具で組織サンプルを採取します。 - 採取した組織の病理検査
採取した組織は病理検査に回され、がん細胞の有無が判断されます。陽性結果はがんの存在を示し、陰性結果はがんが認められなかったことを意味します。生検は侵襲的な手法ですが、がんの有無を確実に判断できる唯一の方法です。
生検結果をもとに、今後の治療方針や追加検査の必要性が決定されます。
