前立腺がんのブラキセラピー

ブラキセラピーは、放射性物質(シードやワイヤ)を前立腺内に永久的または一時的に埋め込み、がん細胞を死滅させる治療法です。手術は行わず、主な副作用は会陰部の軽い痛みやあざ、そして一時的にカテーテルを装着する必要があることです。

一時的ブラキセラピー(HDR)

HDR(High Dose Rate)と呼ばれる高線量率ブラキセラピーは、放射性イリジウム‑192ワイヤを数秒から数分の短時間で数回挿入・抜去する手法です。治療は数回に分けて実施され、通常は入院して数時間から数日間管理されます。

シード埋め込み(永久ブラキセラピー)

永久的なシード埋め込み(SI)では、ヨウ素‑125やパラジウム‑103といった放射性同位体の微小シードを前立腺内に配置し、がん細胞を持続的に照射します。

放射性物質の半減期

  • ヨウ素‑125:約2か月
  • パラジウム‑103:約2週間
  • イリジウム‑192:約74日

シード埋め込みの治療時間

シード埋め込みは外来で麻酔下に行われ、手術時間は約1.5〜2時間です。

一時的HDR治療の流れ

この方法では、放射性ワイヤを数秒間挿入し、40時間程度の入院期間中に1〜2回繰り返します。治療終了後はワイヤを抜去し、放射線の曝露は完了します。

前立腺がん - 関連記事