前立腺がんの凍結アブレーション治療
凍結アブレーションとは
凍結アブレーションは、前立腺がん手術中に前立腺内にプローブを挿入し、がん細胞を凍結して破壊する治療法です。温度管理を厳密に行い、凍結と解凍を繰り返すことでがん組織を死滅させます。
手術中に起こること
凍結により、がん細胞だけでなく前立腺の間質や血管も損傷します。血流が減少することで、がんの成長を抑制する効果が期待されます。
手術ステップ1:麻酔と超音波プローブの挿入
手術は全身麻酔または局所麻酔下で行われます。まず、直腸に超音波プローブを挿入し、前立腺の大きさや位置をリアルタイムで画像化します。
手術ステップ2:画像投影とプローブ配置
取得した画像は専用ソフトでモニターに投影され、凍結プローブを前立腺の目的部位に配置します。その後、ヘリウムガスを用いて凍結を開始し、超音波で凍結範囲を常時監視します。尿道や膀胱への損傷を防ぐため、慎重に操作します。
手術後の回復
手術後は一晩入院し、合併症がないか観察します。多くの場合、翌日には退院できます。尿道カテーテルを装着し、排尿が正常になるまで約10〜15日間使用します。排尿が安定すればカテーテルを抜去し、日常生活へ復帰します。
凍結アブレーションは、前立腺がんに悩む男性にとって有望な選択肢のひとつです。
