前立腺がんスクリーニングの方法

概要

米国では毎年22万人の新規前立腺がん患者が発生し、約2万2千人がこの病で死亡しています。アフリカ系アメリカ人男性は前立腺がんの発症率が30〜40%高くなります。結腸がんや肺がんとは異なり、前立腺がんの生存率は非常に高く、10年相対生存率は93%です。しかし、治療効果を最大化するには早期発見が不可欠です。

スクリーニング手順

  1. 50歳以上の方は、医師にデジタル直腸診(DRE)を受けるか相談してください。医師が直腸から前立腺を触診し、異常がないか確認します。ただし、微小な腫瘍は検出できないことがあります。

  2. デジタル直腸診に抵抗がある場合は、前立腺特異抗原(PSA)検査を受けるよう医師に相談しましょう。血液中のPSA濃度を測定し、数値が高いほど前立腺がんのリスクが上がります。ただし、PSA検査だけで確定診断はできません。

  3. DREやPSAの結果が陽性でも過度に心配しないでください。偽陽性が多く、確定診断には追加検査が必要です。

  4. PSAまたはDREが陽性の場合は、経直腸超音波検査(TRUS)を受けます。前立腺内の疑わしい領域を画像で確認できます。

  5. PSA値が4 ng/mL以上の場合は、前立腺生検を行います。組織を採取して病理診断を行い、がんの有無を確定します。

  6. 家族に前立腺がんの既往がある場合は、45歳からの早期スクリーニングを検討してください。

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