核緊急時に備えるヨウ化カリウムの基礎知識

ヨウ化カリウムとは?

ヨウ化カリウム(KI)は、ヨウ素を含む医薬品で、放射性ヨウ素による甲状腺障害から守るために使用されます。放射性ヨウ素は原子力事故や核攻撃時に環境中に放出されることがあります。

作用機序

摂取したKIは血流に速やかに取り込まれ、甲状腺に集まります。ヨウ素が甲状腺の放射性ヨウ素の取り込みをブロックし、甲状腺への被害を軽減します。

服用のタイミング

放射性ヨウ素への曝露リスクがあるときのみ、行政や保健当局の指示に従って服用します。核緊急事態では、曝露後できるだけ早く、数時間以内に服用することが効果的です。

推奨用量

年齢に応じた用量は以下のとおりです。

  • 12歳以上の成人・児童:130 mg
  • 3〜12歳:65 mg
  • 1か月〜3歳:32 mg
  • 1か月未満の乳児:16 mg

服用期間

放射性ヨウ素に曝露した後、24〜48時間の間に服用します。

副作用

主な副作用は軽度で数日で改善します。

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発疹
  • 口の中の金属味

服用を避けるべき人

以下の方はヨウ化カリウムを服用しないでください。

  • ヨウ素アレルギーの既往がある方
  • 甲状腺疾患のある方
  • ヨウ素過剰が症状を悪化させる既往がある方

入手方法

薬局で購入でき、オンラインでも注文可能です。

保管方法

冷暗所に保管し、子供の手の届かない場所に置いてください。

過剰服用した場合

過剰に摂取したら、すぐに毒物管理センター(または救急)に連絡してください。

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