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皮膚がんの種類と概要

重要性

米国国立がん研究所によると、2009年だけで非黒色腫皮膚がんの新規患者は100万人を超えると推定されています。皮膚がんは米国で5人に1人が生涯に一度は発症し、乳がん・大腸がん・肺がん・前立腺がんの合計よりも多く診断されます。非黒色腫の90%以上は紫外線曝露が原因で、完全に予防できるリスク要因です。

基底細胞がん(Basal Cell Carcinoma)

基底細胞がんは、明るい目・髪・肌を持つ人に多く、全皮膚がんの90%を占めます。頭部・手・首にできると、肉厚で光沢のある腫瘤として現れ、体幹部にできると淡い色の平坦なほくろのようになります。皮膚の最上層にある基底細胞から発生し、増殖は遅く、外科的切除で90%以上の治癒率が報告されています。

扁平上皮がん(Squamous Cell Carcinoma)

米国で毎年約25万人が扁平上皮がんと診断されています。主に耳、顔、口唇に発生し、他部位へ転移することもあります。基底細胞がんより侵攻性が高く、赤く鱗状の斑点や小さな結節として現れます。男性は女性の約2倍の発症率です。

悪性黒色腫(Malignant Melanoma)

メラニンを産生するメラノサイトから発生する致死率の高い皮膚がんです。主に成人に見られますが、子どもや十代でも発症します。皮膚だけでなく、口腔、眼球、大腸、膣、内臓にも発生します。リスクが高いのは、明るい髪・目・肌を持つ人、家族歴や個人歴がある人、多数の普通ほくろや異形成母斑がある人、長期にわたる紫外線曝露や日焼け歴がある人です。既存のほくろが変化(サイズ・色・形)したり、出血・かゆみ・硬さを伴うと警戒が必要です。全皮膚がん死因の75%は悪性黒色腫です。

治療法

治療は患者の年齢・全身状態、がんの種類・進行度に応じて選択します。外科的切除はすべての皮膚がんで基本となり、凍結外科、電気焼灼・掻爬術、レーザー療法、単純切除などが行われます。必要に応じて放射線、化学療法、生物学的製剤、免疫療法が併用されます。転移性黒色腫の場合は、原発腫瘍と転移巣の両方を対象にした総合的な治療が重要です。

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