皮膚がんに対する放射線治療の副作用
放射線は外科手術や凍結手術と同様に、がん治療の重要な手段です。特に広範囲にがんが広がっている場合に有効ですが、以下のような副作用が生じることがあります。
即時の副作用
放射線治療直後は、皮膚が暖かくなり、日焼けしたように赤く刺激を感じることがあります。皮膚がはがれたり、治癒過程で液体が出ることもあります。医師から予想される副作用について説明を受けましょう。
脱毛
放射線治療後、数週間から1か月で脱毛が見られることがあります。脱毛は一時的な場合もあれば永久的になることもあり、治療期間や照射部位の毛包への影響によって程度が異なります。
皮膚の色素沈着
一部の患者では、放射線によって皮膚が永久的に濃くなることがあります。色の変化は徐々に現れ、最初は周囲より暗い斑点として現れます。治癒後の肌の質感は変わらず、色だけが変わります。
潰瘍
極めて稀ですが、放射線治療後に皮膚に潰瘍ができることがあります。潰瘍は膿が出てかさぶたを形成し、最終的に治癒しますが、まれに治らず慢性化し感染リスクが高まります。
二次皮膚がん
ごく稀に、放射線照射部位で新たに皮膚がんが発生することがあります。既存のがんが除去されたとしても、放射線が新たながんのリスクを高める可能性があります。
