皮膚がんのタイプを見分ける方法
はじめに
皮膚がんは「基底細胞がん」「扁平上皮がん」「メラノーマ」の3種類があります。最も多いのは基底細胞がんですが、転移しやすく命に関わるのはメラノーマです。正確な診断は医師にしかできませんが、セルフチェックで違いを見分ける手がかりがあります。
必要なもの
- 標準的な鉛筆消しゴム(直径約6mm)
- スマートフォンやカメラ(写真撮影用)
セルフチェック手順
ABCDEの法則を覚える
皮膚がんの兆候は「ABCDE」で覚えやすくなります。A:非対称(形が左右対称でない)。B:境界(境界が不規則・盛り上がっている)。C:色(黒・青・赤・白など複数の色が混ざる)。D:直径(鉛筆消しゴムより大きい)。E:変化(サイズ・色・かゆみ・出血・痛みなどが変化する)。
疑わしい部位を確認する
日光にさらされやすい鼻や顔にできる基底細胞がんは、淡いピンクの盛り上がった斑点や、白く平坦な傷として現れることがあります。
扁平上皮がんの特徴
手の甲、耳、下唇、やひどいやけど跡にできやすく、硬く赤い結節や鱗屑(うろこ)状、出血を伴うことがあります。
メラノーマのチェックポイント
既存のほくろが急に大きくなったり、色が不均一になったり、盛り上がりやかゆみ・痛みが出たら要注意です。メラノーマは早期に他の臓器へ転移するリスクが高いため、すぐに医師の診断を受けましょう。変化を記録するために写真を撮っておくと便利です。
最終的な診断は医師に委ねる
疑わしい箇所が見つかったら皮膚科で生検(組織の一部を顕微鏡で調べる)を受けることが確実な方法です。自己判断はあくまで目安にとどめ、必ず専門医の診断を受けてください。
