皮膚がんの有病率と種類
米国だけでも毎年100万人以上の新規皮膚がんが報告されています。年齢や部位を問わず発症しますが、特定のタイプにかかりやすい人もいます。皮膚がんは主に3種類に分かれ、ほとんどは治療可能です。
種類
皮膚がんは健康な皮膚でも、損傷した皮膚でも発生し、発症後比較的早く進行することがあります。主な種類は以下の3つです。
- 基底細胞がん(basal cell carcinoma)
- 扁平上皮がん(squamous cell carcinoma)
- メラノーマ(melanoma)
有病率
- 基底細胞がんは最も一般的で、米国の皮膚がん全体の約80〜90%を占めます。
- 扁平上皮がんは毎年約20万人が罹患すると米国皮膚科学会が報告しています。
- メラノーマは最も稀ですが致死率が高く、皮膚がん死亡の75%を占めます。年齢を問わず発症します。
診断特徴
- 基底細胞がんは表皮基底層の小さな細胞から発生し、光沢のある真珠色の斑点として現れ、日光に過度に曝された部位に多く見られます。
- 扁平上皮がんは皮膚表面に平らな赤い鱗状斑として現れ、結節化することがあります。日光に曝されていない部位でも発生します。
- メラノーマは黒色腫と呼ばれ、形の不規則なほくろやそばかすが腫れ、出血することがあります。
治療法
早期発見が重要です。基底細胞がんと扁平上皮がんは、シェービング生検、パンチ生検、または外科的切除で治療できます。
メラノーマは生検後に外科的切除が必要で、焼灼やシェービングはがんの拡散リスクがあるため行いません。
原因
年齢や肌質に関係なく発症しますが、遺伝的要因でリスクが高まります。白人に多く、紫外線(日焼けや日焼けサロン)の過剰曝露が主因です。
リスク要因
以下の条件がリスクを高めます。
- 色白でそばかすができやすい肌質
- 赤道付近に居住
- 日焼けしやすい肌
- 午前10時~午後4時に屋外で過ごす時間が長い
- SPF15以上の紫外線防止製品を使用しない
- 金髪・青い目・薄い肌色
