結節性黒色腫とは何ですか?
結節性黒色腫は、メラニンを生成するメラノサイトから発生する皮膚がんの一種です。メラニンは皮膚の色を決める色素です。結節性黒色腫は黒色腫の中で最も頻度が高く、全症例の約70%を占めます。
特徴と発生部位
結節性黒色腫は、皮膚上に隆起した硬い腫瘤として現れ、色は黒、茶色、赤、ピンクなど様々です。痛みはほとんどありませんが、時に圧痛やかゆみを伴うことがあります。
全身のどこにでも発生しますが、特に腕、脚、背中、胸部に多く見られます。日光にさらされたことがある白い肌の人に多い傾向があります。
症状
- 新たにできた、または変化した皮膚の隆起
- 硬くてしっかりした感触
- 黒・茶・赤・ピンクなど濃い色素沈着
- 形が不規則
- 直径6mm以上
- 出血、滲出、かさぶたができる
- 痛みやかゆみを伴うことがある
リスク要因
- 白い肌
- 日光曝露歴
- 黒色腫の家族歴
- ほくろが多い、または異常な形状のほくろ
- 免疫機能低下
診断
皮膚生検により診断します。小さな皮膚片を採取し、顕微鏡でメラノサイトの異常を確認します。
治療法
治療は黒色腫のステージと患者の全身状態に応じて選択します。主な選択肢は以下の通りです。
- 外科的切除
- 放射線療法
- 化学療法
- 免疫療法
- 上記の組み合わせ
予後
診断時のステージが予後を左右します。早期に発見・治療すれば予後は良好です。
予防策
- 過度な日光浴を避ける
- SPF30以上の日焼け止めを使用し、2時間ごとに塗り直す
- 日差しが強い10時~16時は日陰を利用する
- 長袖・長ズボンなどの防護服を着用する
- 自分の皮膚を定期的にチェックし、変化があれば医師に相談する
