胃がん(胃腫瘍)についての概要と対策
重要性
メルクマニュアルによると、胃がんは年間約21,000人が罹患し、がん死亡原因の第7位です。胃腫瘍のうち95%が悪性腫瘍です。
タイプ
主に腺癌が多いですが、稀にリンパ腫や平滑筋肉腫(胃腸間質腫瘍、GIST)と呼ばれる腫瘍が見られます。
原因・リスク要因
大部分はヘリコバクター・ピロリ感染が関与しています。喫煙、胃手術や慢性胃炎、塩分・炭水化物・保存料の過剰摂取、果物や葉物野菜の摂取不足もリスクです。
症状
腹部の不快感や灼熱感、吐き気・嘔吐、体重減少、めまい、食事が困難になることによる倦怠感などが現れますが、必ずしもがんを示すわけではありません。
診断
疑いがある場合、上部消化管X線検査と身体診察を行い、内視鏡で胃内部を観察し組織を生検します。がんが確認されたら、上部消化管のCT検査が実施されます。
予後・治療
進行が早く、5年生存率は15%未満です。生存率は腫瘍が胃壁へどれだけ浸潤したかで変わります。腫瘍のサイズ・部位・ステージ・患者の全身状態に応じて、手術、化学療法、放射線療法が選択されます。
