|  | 健康と病気 >  | がん | 胃がん

胃腫瘍とは何ですか?

胃腫瘍とは

胃腫瘍は胃の壁に異常な細胞が増殖した状態で、良性と悪性に分かれます。特に悪性の胃がんは世界でがん死因の第4位とされ、2020年には新たに100万人以上が診断されました。

主な症状

腫瘍の大きさや位置、タイプにより症状は様々ですが、代表的なものは以下です。

  • 腹部の痛み
  • 吐き気・嘔吐
  • 膨満感・胸やけ
  • 食欲不振・体重減少
  • 倦怠感
  • 黒色便やタール状の便

リスク要因

胃腫瘍の発生には以下の要因が関与します。

  • 年齢:50歳以上でリスクが高まる
  • 性別:男性の方がやや多い
  • 人種:アジア系・ヒスパニック系に多い
  • 家族歴:胃がんの既往がある場合
  • 食生活:塩分・燻製・加工肉の過剰摂取
  • 喫煙
  • 過度の飲酒
  • 肥満

診断方法

胃腫瘍は複数の検査を組み合わせて診断します。

  • 身体診察・血液検査・便潜血検査
  • 内視鏡検査:カメラ付き細長いチューブで胃内部を直接観察
  • 組織診(生検):胃粘膜の一部を採取し顕微鏡で評価

治療法

腫瘍のステージ、タイプ、患者さんの全身状態に応じて以下の治療が選択されます。

  • 手術:腫瘍の切除が最も一般的
  • 化学療法:抗がん剤でがん細胞を殺す
  • 放射線療法:高エネルギーX線でがん細胞を破壊
  • 分子標的療法:がん細胞の増殖に関わる特定分子を阻害
  • 免疫療法:患者自身の免疫系ががんを認識・攻撃できるように促す

予後

予後は診断時のステージや治療開始のタイミングに大きく左右されます。早期に発見し適切に治療すれば、長期生存率は大幅に向上します。

胃がん - 関連記事