ADD(注意欠陥障害)の主な症状とタイプ
注意欠陥障害(ADD)は、注意欠陥多動性障害(ADHD)とも呼ばれます。子どもは学齢期に学校という構造化された環境に入ると、症状が顕在化しやすくなります。学校に入る前でも、以下のようなサインでADDを見つけることができます。
衝動性
- 衝動的な行動は危険な活動につながりやすく、事故が多くなります。具体的には、我慢できずに話し始める、会話の途中で割り込む、他人の行動に不適切に介入するといった行動が見られます。
不注意
- 不注意は特に学校生活が始まったときに顕著になります。課題の先延ばし、整理整頓ができない、忘れ物が多い、会話が頻繁に途切れる、タスクを途中で放棄して別のことに移るなどの特徴があります。
多動性
- 多動性は学齢前から見られることが多く、過剰な会話、落ち着きのなさ、そわそわした動き、静かな活動ができないといった行動が目立ちます。
その他の症状
- 指示を聞き入れない、成績が低下する、うつや不安が現れる、場面にそぐわない質問をするなどもADDのサインです。要求が増すとこれらの症状が顕在化しやすくなります。
タイプ別
- ADDは主に3つのタイプに分けられます。混合型(Combined Type)は衝動性・不注意・多動性のすべてが見られ、主に不注意型(Predominantly Inattentive Type)は不注意が中心、主に多動‑衝動型(Predominantly Hyperactive‑Impulsive Type)は多動性と衝動性が目立ちます。子どもはこれらのタイプのいずれか、あるいは複数の症状を示すことがあります。
