幼児のADHDを見分ける5つのポイント
はじめに
親が幼児期のADHDを早期に見抜くことは重要です。ADHDの子どもは行動のコントロールが難しく、家庭や学校で問題を抱えがちです。そのため、周囲からは意図的に問題を起こす「問題児」と誤解されることがあります。ADHDの兆候を正しく把握できれば、子どもが症状に対処しやすくなり、行動の改善をサポートできます。
ADHDを見分ける5つのチェックポイント
- 注意力の欠如
子どもの注意力を観察します。ADHDの子どもは集中が続かず、課題を完了しにくい傾向があります。授業中に注意が散漫に見えることが多く、宿題を忘れたり紛失したり、うっかりミスをしやすいです。
- 過活動・落ち着きのなさ
落ち着きのなさを確認します。過活動はADHDの代表的な症状で、授業中に席を立ち歩いたり、座っていても指先や足を絶えず動かしたりします。
- 衝動性と自己抑制の困難
自己抑制が難しいかどうかをチェックします。衝動的に会話の途中で口をはさむ、先生に指名される前に答える、話題が脱線しやすいなどの行動が見られます。また、他の子どもへの不適切な発言や、順番を待たずに行動することもあります。
- 他の要因の除外
過活動や衝動性は他の原因でも現れます。家族の死別、友人関係のトラブル、離婚などのストレスや、うつ病・双極性障害、薬の副作用なども考慮し、ADHD以外の可能性を除外します。
- 症状の継続期間
症状が少なくとも6か月以上継続しているかを確認します。ADHDと診断されるには、7歳までに症状が現れ、一定期間続く必要があります。
