シラカバ樹アレルギーについて
シラカバ樹の花粉に対する体の異常な反応がシラカバ樹アレルギーです。シラカバは花粉を多く放出する樹木の一つで、花粉症シーズンに症状が出やすい人が多くいます。
発症頻度
シラカバは花粉の産出量が多い樹木で、米国では2月から6月にかけて花粉が最も多く飛散します。この期間にシラカバアレルギーの症状が顕著になります。
主な症状
シラカバ花粉アレルギーの症状は、鼻水・鼻づまり・のどのかゆみ・目のかゆみ・皮膚のかゆみなど、一般的な花粉症と似ています。特に特徴的なのは、食べ物でも症状が出る「口腔アレルギー症候群(OAS)」が起こり得る点です。
口腔アレルギー症候群(OAS)
シラカバに対するアレルギーを持つ人が、リンゴやアーモンド、セロリ、ジャガイモ、小麦など特定の食品を口にすると、口内や喉にかゆみや腫れ、蕁麻疹が現れます。これは食物アレルギーではなく、花粉アレルギーが食物に対して交差反応を起こすためです。花粉アレルギー患者の約70%がOASを経験するとされています。
治療法
根本的な対策は花粉の回避ですが、完全に避けることは難しいです。症状が出た際は、抗ヒスタミン薬(市販または処方)を使用すると効果的です。外出前に予防的に服用することで、症状の軽減が期待できます。
予防策
花粉飛散が最も多い時期は、屋外での長時間滞在を控えるか、マスク(特に防塵タイプ)を着用するとよいでしょう。外出後は衣類をすぐに脱ぎ、洗濯し、シャワーで全身と髪の毛を洗い流すことで、室内への花粉持ち込みを防げます。
