カビとアレルギーの種類と関連性
カビは空気中に漂う胞子で繁殖する菌類です。胞子を吸い込むとカビアレルギーや呼吸器症状を引き起こすことがあります。ここでは、アレルギーを引き起こす代表的なカビ3種と、その特徴・症状・季節性について解説します。
アルタナリア(Alternaria)
アルタナリアは米国で最も一般的なカビのひとつで、特にクラドスポリウムと並んで多く見られます。主に胞子を吸い込むことでアレルギー反応が起こります。
- 主な症状:咳、呼吸困難、過敏性肺炎、喘息発作
- 季節性:温帯地域では夏の後半から秋の初めに胞子が最も多く飛散
クラドスポリウム(Cladosporium)
クラドスポリウムも室内外で広く分布し、胞子や菌糸体を吸い込むことでアレルギーが発症します。
- 主な症状:呼吸困難、咳、過敏性肺炎(アルタナリアと類似)
- 季節性:温帯地域では夏の中頃から後半にかけて胞子が増加
アスペルギルス(Aspergillus)
アスペルギルスは屋内外の両方で見られ、吸入するとカビアレルギーを引き起こします。喘息患者では特有のアレルギー性肺炎(気管支肺アスペルギルス症)を発症することがあります。
- 主な症状:息切れ、咳、過敏性肺炎、喘鳴、発熱、茶色の小片を含む痰
- 季節性:温帯地域では主に8月から翌年4月まで胞子が多く飛散
※情報はBeaumont Hospitalsの報告を基にしています。
