慢性蕁麻疹の治療法

原因

慢性蕁麻疹の約5%は基礎疾患が関与しています。甲状腺疾患、肝機能障害、皮膚のアレルギー反応、鼻炎などが発症を促すことがあります。薬剤、食物、昆虫刺咬によるアレルギーの可能性もあり、詳しい問診や食事日誌、身体検査が必要です。血液検査、尿検査、皮膚生検が行われることもあります。

処方薬による治療

慢性蕁麻疹には経口ステロイド(プレドニゾンやメドロール)が使用されることがあります。多くのケースは自己免疫反応が原因とされ、免疫系が正常組織を攻撃します。この自己免疫性蕁麻疹には、抗マラリア薬のプラケニル(ヒドロキシクロロキン)が有効で、良好な結果が期待できます。

市販薬(OTC)による治療

抗ヒスタミン薬が主に用いられます。古くからあるジフェンヒドラミン(ベナドリル)は眠気が強く出ることがありますが、ロラタジン(クラリチン)やセチリジン(ジルテック)といった第2世代抗ヒスタミン薬は眠気が少なく、慢性蕁麻疹の症状緩和に効果的です。

自然療法

精神的ストレスは慢性蕁麻疹の悪化と関連しています。6週間以上続く場合は、ストレス管理が重要です。職場や家庭でのストレス要因を減らし、リラクゼーション時間を増やすことで症状が改善することがあります。

注意点

治療の基本はヒスタミンの放出を抑える薬を適切に継続することです。症状が出ていなくても、医師の指示通りに薬を服用し続けることが、再発を防ぐ鍵となります。

警告

プレドニゾンなどの経口ステロイドは短期間の使用に限るべきです。長期使用は免疫系にダメージを与える可能性があります。

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