カビアレルギーと皮膚アレルギーの治療
季節が変わるたびにアレルギー症状が出るのは、カビアレルギーの典型的なサインです。カビアレルギーの症状には、くしゃみ、かゆみ、鼻汁、鼻づまり、そして乾燥してはがれるような皮膚があります。屋外のカビが原因の場合は夏の間ずっと症状が続くことがあり、室内のカビが原因の場合は一年中症状が出ることがあります。
皮膚に現れるカビ症状
カビアレルギーを持つ人は、皮膚アレルギーや接触性アレルギーを併発することがあります。発作時には、発疹や皮膚のはがれ、蕁麻疹(じんましん)などの症状が現れます。
診断と治療
医師は患者の既往歴を詳しく聞き取り、身体検査を行います。その上で、さまざまな真菌抽出物を用いた皮膚テスト(スクラッチテストやプリックテスト)を実施します。テスト結果でカビアレルギーが疑われた場合、直ちにカビアレルギーの治療と薬物療法が開始されます。
抗ヒスタミン薬
抗ヒスタミン薬は、くしゃみ、鼻水、かゆみなどのアレルギー症状を抑えるために処方されます。
鼻づまり解消薬
プソエフェドリンやフェニレフリンは、アレルギーによる鼻づまりを一時的に緩和するために使用されます。ただし、使用期間は短期間に限り、通常は3日以内にとどめるべきです。
鼻スプレー
鼻用ステロイドスプレーは、カビ胞子などの吸入アレルゲンに対する鼻粘膜の反応を抑えるために推奨されます。市販されている「クロミリンナトリウム」などの鼻スプレーも利用可能です。
皮膚アレルギーの緩和
皮膚のアレルギー症状は、外用ステロイド(ヒドロコルチゾンやタクロリムス)や、ステロイド系でないピメクロリムスクリームなどで効果的に緩和できます。
