鼻アレルギーの家庭療法
鼻アレルギーは、普段は無害な物質に対して過敏に反応してしまう状態です。花粉や植物、動物のフケ、羽毛など、さまざまな環境要因が原因となります。薬局で処方される薬に加えて、自然由来の家庭療法でも症状の予防・緩和が期待できます。
ハーブ療法
カモミールティーを1日1~2杯飲むと、鼻粘膜の腫れを抑える効果があります。
チェンピ(シラジット)を酢酸エステルチンキにして、1/4カップの水に10~15滴入れ、1日3回飲むとアレルギー反応を防げます。
生姜を1,000mg、1日3~4回摂取すると炎症を軽減します。
ホースラディッシュは、1日あたり小さじ1/2~1杯の調製品を継続的に摂ると鼻詰まりが和らぎます。
松樹皮やブドウ種子エキスを150~300mg、1日摂取すると鼻水が止まりやすくなります。
クエルセチンは、アレルギーシーズン開始の6~8週間前から1日125~150mgを3回に分けて服用すると予防効果が期待できます。
ルイボスティーは自然な抗ヒスタミン作用があり、イラクサ(スティングネットル)も花粉症の鼻水を抑えるのに有効です。
伝統中国医学
麻黄(エフェドラ) Decoction は喘鳴(ぜんめい)を止める効果があります。
葛根(カッコウ)は、首や背中が硬直する鼻アレルギーに有効です。
麻黄、ツルバナ、加工ウツボカズラ Decoction は、杉花粉による鼻詰まりに効果的です。アレルギーシーズンが始まる前に服用すると効果が高まります。
アロマテラピー
エッセンシャルオイルや乾燥ハーブを沸騰した湯に加えて蒸気を吸入すると、鼻詰まりが緩和されます。ユーカリ、タイム、ペパーミントが特に効果的です。
サプリメント
チモールエキス(タイム抽出物)を750mg、1日1回摂取すると、鼻アレルギーの頻度と持続時間が短くなります。
ビタミンCは花粉症予防に一定の効果が示唆されています。1日1,000mgを目安に摂取すれば、害はなく、プラスに働く可能性があります。
その他の提案
カモミールクリームを横隔膜に塗ると筋肉が緩み、呼吸が楽になります。
自宅にHEPAフィルター搭載の空気清浄機を設置し、HEPAフィルター付き掃除機で定期的に掃除すると、アレルゲンの除去に効果的です。
蒸留水(できればスチームディスティレート)を1日8杯以上飲み、可能であれば水道水の使用を控えてください。
催眠療法や心理的脱感作療法が効果を示すケースがあります。また、地元産のミツバチ花粉やハチミツを摂取することでアレルギーが改善したという報告もありますが、実施前に必ず医師に相談してください。
ネティポットに食塩水を入れて鼻腔を洗浄する方法も有効です。市販のネティポットと専用の食塩水が手軽に入手できます。
