牛乳・大豆タンパク質不耐症の症状
ミルク大豆タンパク質不耐症(MSPI)は、牛乳や大豆製品に含まれるタンパク質を体が消化できない状態です。成人でも発症することがありますが、最も影響を受けやすいのは乳児や幼児で、1歳未満の赤ちゃんの2〜7%がこの状態を抱えていると推定されています。
急性発症の症状
- 乳児は、ミルクや母乳(母親が乳製品や大豆を摂取している場合)を摂取した直後に症状が現れることがあります。急性型MSPIは、突然のイライラ、嘔吐、喘鳴、腫れ、蕁麻疹、かゆみを伴う皮膚の腫れ、血便などが特徴です。まれにアナフィラキシーショックが起こることもあります。
徐々に現れる症状
- ミルク・大豆タンパク質を摂取してから7〜10日後に症状が出ることがあります。ゆっくりとした発症は診断が難しく、他の疾患とも症状が似ています。下痢(血が混じることもある)、嘔吐、むせる、食欲不振、イライラや疝痛、皮膚発疹などが見られます。
その他の所見
- MSPIが疑われる場合、医師は腸組織の生検を行うことがあります。好酸球の増加、腸絨毛の浸食、腸壁出血などが認められればMSPIの診断が確定します。
