アナフィラキシーの緊急対応手順
アナフィラキシーは、食物や注射などで起こる即時かつ重篤なアレルギー反応です。喘息やアレルギー体質の人に多く見られ、喘鳴、発疹、じんましん、低血圧、吐き気、嘔吐、腫れなどの症状が現れます。生命に関わるため、速やかな対応が必要です。
必要なもの
- エピネフリン自己注射器(アドレナリン)
- ジフェンヒドラミン(ベナドリル)錠剤
- 吸入型気管支拡張薬(例:サルブタロール)
- 毛布
救急手順
すぐに119に連絡し、救急車を要請します。落ち着いて状況を伝えましょう。
アレルギー反応の原因を特定し、さらなる曝露を防ぎます。虫刺され、花粉、ラテックス、特定の食物や薬(例:ペニシリン)などが主な原因です。
被害者がエピネフリン自己注射器やジフェンヒドラミン、吸入型気管支拡張薬を持っているか確認し、使用できる状態か確認します。
エピネフリン自己注射器で太ももに押し込み、数秒間保持します。その後、注射部位を約10秒間軽く擦ります。次に、ジフェンヒドラミンを1〜2錠(飲み込める場合)投与し、吸入型気管支拡張薬がある場合は使用させます。
被害者を仰向けに寝かせ、できるだけ動かさないようにします。嘔吐や出血がある場合は横向きにし、締め付けのある衣服は緩め、毛布で保温します。足を頭より高く上げて血流を脳に促します。
呼吸や脈拍があるか確認します。呼吸が止まっている、または脈拍がない場合は直ちに心肺蘇生(CPR)を開始します。CPRの方法が分からない場合は、周囲に知識のある人がいないか確認してください。
救急隊が到着したら退場し、医療スタッフに状況と投与した薬剤を正確に伝えます。
