原因
犬のフケ、毛、唾液に含まれるたんぱく質を体が誤って有害と認識し、抗体(IgE)を産生することでアレルギー反応が起こります。
症状の種類
- 気管支の炎症:全般的な炎症により息切れや咳が出やすくなります。
- 気管支痙攣:気道が急激に収縮し、喘鳴(ゼーゼー音)や胸部圧迫感が強くなります。
曝露経路
犬のアレルゲンは直接接触や空気中の飛散によって体内に取り込まれます。
リスク
喘息持ちの人が犬アレルゲンに触れると、重度の喘息発作を誘発する可能性があります。
治療・対策
- アレルゲン曝露の最小化:犬と接する時間を減らす、室内をこまめに掃除する、空気清浄機を使用するなど。
- 薬物療法:長期的な吸入ステロイドや短期的な速効性β2刺激薬で気道の炎症と収縮を抑えます。
- 免疫療法:特定のアレルゲンに対する感受性を低下させる治療法があります。
誤解と真実
「低アレルゲン」や「抜け毛が少ない」犬種は、他の犬種に比べて飛散するアレルゲン量が少ない傾向にありますが、完全にアレルギーを起こさない犬は存在しません。
