識別方法

黒カビ(Stachybotrys chartarum)は暗緑色から黒色の外観で、乾くまで表面が粘り気があります。主にセルロース系素材(壁ボード、天井タイル、壁紙、カーペット、断熱材)に繁殖します。

兆候

黒カビの存在を示す初期サインは、建物内のカビ臭や、新しい住居や浸水後に現れる呼吸器系の不調です。

症状

黒カビへの曝露は以下のような症状を引き起こすことがあります。呼吸器症状(喘息様、咳、鼻炎)、連続する副鼻腔炎や喉の痛み、インフルエンザ様症状、皮膚のかゆみや発疹、倦怠感、しびれやチクチク感、夜間の発汗、目の赤みや刺激感、光過敏、腹痛などです。症状は個人差があり、時間とともに変化します。

原因

高湿度、湿気、浸水した場所は黒カビが繁殖しやすいです。特に浴室、地下室、窓周辺、配管漏れや屋根の穴がある箇所が危険です。

予防・対策

小規模な黒カビは漂白剤と石鹸・水で除去できます。大量の場合は専用の漂白剤や硬い表面用洗浄剤を使用し、必要に応じて専門業者に依頼してください。定期的に湿気の多い場所を点検し、早期に清掃することで発生を防げます。

警告

黒カビの胞子に長期間曝露されると、毒性中毒を起こし、神経系に影響を与えて頭痛、めまい、集中力低下、注意力散漫などの症状が現れます。