貝類アレルギーの検査を受ける方法
はじめに
米国アレルギー・喘息・免疫学会(AAAAI)によると、貝類アレルギーは増加傾向にあります。肉やジャガイモの代わりにエキゾチックな海産物を食べる人が増える中、海産物に対するアレルギー反応も増えてきました。興味深いことに、貝類にアレルギーがある人は魚は食べられることが多いです。
貝類は大きく分けて二つのグループがあります。二枚貝(ムール貝、カキなど)と甲殻類(ロブスター、エビなど)です。二枚貝にアレルギーがあるからといって、必ずしも甲殻類にも同じアレルギーがあるわけではありません。
外食時の最大の課題は、調理過程での交差汚染です。特にステーキハウスなどの日本風炭火焼きでは、アレルゲンが空気中に飛散(エアロリゼーション)し、他の料理にも付着するリスクがあります。
アレルギー診断のステップ
1. 食事日記をつける
食べたもの、食べた時間、症状の出方、対処法とその効果、周囲の人の具合、食事の量や調理方法を詳細に記録します。この情報は医師にとって非常に重要です。
2. 除去食法を試す
たとえばロブスターで症状が出た場合、しばらくロブスターを避けて魚だけを食べ、症状が出ないか確認します。その後再度ロブスターを摂取し、症状が再発すれば貝類アレルギーが確定します。ただし、アナフィラキシーショックなど重篤な症状がある場合は実施しないでください。
3. 皮膚プリックテスト(スクラッチテスト)を受ける
上記の結果でアレルギーが疑われる場合、医師に皮膚プリックテストを依頼します。これにより、どの貝類に対してアレルギーがあるかが判明しますが、重篤なアレルギー歴がある人には実施できません。
4. 血液検査を受ける
皮膚テストが受けられない場合は血液検査が選択肢です。米国国立アレルギー・感染症研究所は、RAST、CAP-RAST、またはELISAのいずれかの検査を推奨しています。これらは血中の食物特異的IgE抗体量を測定し、アレルギーの有無と程度を評価します。
