抗ヒスタミン療法

抗ヒスタミン薬とは

抗ヒスタミン薬はヒスタミン受容体をブロックし、体内でヒスタミンが過剰に産生されるのを防ぎます。アレルゲンに対する免疫反応としてヒスタミンが放出されるため、これらの薬はアレルギー症状の緩和に用いられます。

主な製剤形態

錠剤・カプセル等

抗ヒスタミン薬は錠剤、カプセル、タブレットなどの形で広く提供されています。処方薬としても、またOTC(一般用医薬品)としても入手可能です。代表的なOTC製品にはベンジル(Benadryl)があり、腫れや発疹の軽減に効果的です。処方薬としてはクラリチン(Claritin)やジルテック(Zyrtec)などがあります。眠気を引き起こすタイプもあるため、眠くならない「非眠気」製剤が多く販売されています。また、抗ヒスタミン薬は鼻詰まりを改善する去痰剤と併用され、製品名に「D」が付く(例:クラリチン‑D)ことがあります。

鼻スプレー

鼻用スプレーにも抗ヒスタミン成分が含まれる製品がありますが、OTCの鼻スプレーは主に去痰剤が中心です。処方薬としては、アステリン(Astelin)とパタナース(Patanase)があり、2008年に発売されました。これらはステロイドではなく、ステロイドスプレーに比べて作用が速く、副作用も少ないのが特徴です。

クリーム・軟膏

抗ヒスタミンクリームは、毒オークや毒ヤナギ、虫刺されなどの接触性アレルギーによる発疹に使用されます。皮膚が破れている場合は使用を避けるべきです。小範囲の発疹には外用薬が適していますが、広範囲の症状には経口抗ヒスタミン薬が推奨されます。ベンジルはOTCの抗ヒスタミンクリームも提供しています。

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