アレルギー症状の緩和方法

鼻症状の対策

鼻づまりや鼻水には、リノコートやナソネックスなどの処方ステロイド鼻スプレーが有効です。鼻づまりが原因の咳や、花粉症シーズンにかかる風邪の症状を軽減することも期待できます。スプレーの薬剤は鼻や副鼻腔の粘膜の腫れを抑え、用量は症状の重さに合わせて調整します。副作用としては鼻血や一時的な喉の痛みがありますが、通常は軽度です。

デコングスタントに注意

経口や点鼻のデコングスタント(例:スーダフェド、アフリン)は一時的に鼻詰まりを緩和しますが、緑内障や高血圧、冠動脈疾患を持つ人には副作用や合併症のリスクがあります。鼻症状が持続する場合は、ステロイド鼻スプレーへの切り替えを検討してください。

かゆい目には点眼薬

花粉や動物のフケで目がかゆくなることがあります。抗ヒスタミン成分(アゼラスチン、ケトチフェン、フェニラミン)配合の点眼薬を選びましょう。目の充血や涙が多い場合は、血管収縮剤(フェニレフリン、ナファゾリン)が入った製品が便利です。コンタクトレンズ使用者は、レンズに影響しない製品か、使用前後の待機時間を確認してください。

抗ヒスタミン剤でかゆみ対策

鼻・目・皮膚のかゆみには、ベナドリル、クラリチン、ジメトラネなどの経口抗ヒスタミン剤が有効です。ただし眠気や緑内障、授乳中の使用制限があるため、医師や薬剤師に相談してください。皮膚のかゆみには、抗ヒスタミン成分と局所鎮痛成分を含むクリームやジェル(例:ベナドリル製品)をすぐに塗布し、掻くことによる悪化を防ぎましょう。

自然療法の検討

ハーブ療法としては、バターバー(ペタシテス・ハイブリダス)、乾燥シラカバ、ゴールデンシールなどがあります。鼻症状には生理食塩水の点鼻スプレーで花粉や粘液を洗い流すのが効果的です。ツツジ油やウィッチヘーゼルはじんましんやかゆい皮膚に有用です。ハーブサプリを内服する場合は、他の薬との相互作用に注意し、必ず医師に相談してください。

花粉情報を把握

樹木、草、雑草はそれぞれ異なる時期に花粉を放出します。春先は樹木、初夏からは草、晩夏はイネ科やブタクサが主です。自分が特に反応しやすい花粉を把握し、草の刈り取りやブタクサの除去で花粉飛散を抑えましょう。花粉が多い日は紙製マスクを着用したり、窓を閉めるなどの対策が有効です。地元のはちみつを摂取すると、一部の花粉に対する感受性が低下する可能性があります。

その他の選択肢

アレルギー性鼻炎や動物アレルギーには、免疫療法(アレルギーショット)が有効ですが、治療期間が長く保険適用を確認する必要があります。シングレア(ロイコトリエン受容体拮抗薬)やナサルクロム、クロロムなどの肥満細胞安定化薬も症状緩和に役立ちます。

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