ロラタジンとは何か?
ロラタジンは、鼻水・くしゃみ・目や喉のかゆみなどのアレルギー症状を緩和する市販薬です。商品名のクラリチンは、2002年に米食品医薬品局(FDA)の承認により処方箋なしで購入できるようになり、保険がなくても入手しやすくなりました。
作用機序
- ロラタジンは抗ヒスタミン薬で、アレルゲンに曝露された際に体内で放出されるヒスタミンの受容体をブロックします。花粉やラグウィードなどの屋外アレルゲン、ダニやカビなどの室内アレルゲンに対して有効です。
使用用途
- 鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった一般的なアレルギー症状の緩和に使用します。また、アレルギー反応によるじんましんの治療にも用いられますが、アレルギー反応自体を予防するものではありません。
副作用
- 大多数の人は副作用を感じませんが、稀に薬剤に対するアレルギー反応が起こることがあります。口や喉の腫れ・かゆみ、発疹・じんましん、呼吸困難などが現れた場合は直ちに医師の診察を受けてください。
注意事項
- ロラタジンは母乳にも移行しますが、乳児への影響は少ないと考えられています。妊娠中や授乳中の使用は必ず医師に相談してください。じんましんがかゆくない、色が変色している、出血しているなど異常が認められる場合は、重篤な合併症の可能性があります。
相互作用
- 他の風邪・咳止め薬に抗ヒスタミン成分が含まれていないか確認せずに併用しないでください。また、ロラタジンとアミオダロンを同時に服用すると、不整脈のリスクが高まることがあります。
