花粉症(アレルギー)とは何か?
重要性
花粉症は日常生活や仕事に支障をきたすことが多く、症状への対処は簡単ではありません。しかし、適切な知識と治療、生活習慣の工夫で症状を管理し、生産的に過ごすことが可能です。
種類
花粉を多く放出する代表的な植物は大きく「草本」「草」「樹木」の3つに分けられます。
- 草本(雑草):イラクサ、赤根ヒツジノア、ラムズクォーター、セージブッシュ、イングリッシュプラントン、ロシアヤマブドウ(タンブルウィード)
- 草:ケンタッキーブルーグラス、タイモーグラス、レッドトップ、バーミューダグラス、ジョンソングラス、オーチャードグラス、スイートバーナルグラス
- 樹木:シラカバ、オーク、ヒッコリー、ピーカン、山シダー、ニレ、ボックスエルダー
症状
主な症状は以下の通りです。
- 目のかゆみ・涙目
- くしゃみ
- 鼻水・鼻づまり
- 喉のかゆみ・口蓋のかゆみ
- 耳の詰まり感・ポップ音
- 目の下のくすみ
- 蕁麻疹
- 頬や鼻の圧迫感
症状は個人差があり、花粉の量や体質、曝露時間により異なります。
発症時期
花粉症は季節性アレルギーで、植物の受粉期に症状が出ます。
- 樹木:春(4月下旬〜5月)
- 草:夏(5月下旬〜7月中旬)
- 雑草(例:イラクサ):秋(8月下旬〜初霜)
治療法
花粉症の治療は薬物療法と環境対策の両面から行います。まずは医師の診断を受け、アレルゲン検査で対象となる花粉を特定し、適切な薬を処方してもらいましょう。主な治療薬は以下です。
- 抗ヒスタミン薬
- 去痰薬・血管収縮薬(デコンジェスタント)
- 鼻用ステロイドスプレー
- クロモリンナトリウム点鼻薬
- 点眼薬
- アレルギー免疫療法(アレルギーショット)
併せてできるだけ花粉と接触しない工夫も重要です。
- 室内は窓やドアを閉め、エアコンや空気清浄機を使用する
- 乾燥し風の強い日は外出を控える
- 就寝前にシャワーや入浴で体についた花粉を洗い流す
