アルツハイマー病を発見したのは誰ですか?
アルツハイマー病は、1906年にドイツの医師アロイス・アルツハイマーが初めて報告した疾患です。脳の研究を通じて新たな病態を特定し、後に彼の名前が付けられました。
教育
アルツハイマーは1864年にバイエルンで生まれ、ベルリン、アッシャッフェンブルク、チューベンゲン、ウルツブルクで医学を学び、1887年に医学博士号を取得しました。フランクフルト州立精神病院での勤務を機に脳に興味を持ち、神経病理学と精神医学の研究に取り組みました。
主な業績
彼は「大脳皮質の組織学的・病理学的研究」と題した論文をはじめ、脳の病理に関する多数の論文を発表しました。
職歴
1895年に勤務していた精神病院の所長に任命され、統合失調症や躁うつ病など多岐にわたる研究を行いました。1903年にはミュンヘン医科大学でエミール・クラペリンの研究助手として、研究と臨床を融合させる活動を始めました。
最初の症例
アルツハイマーは50代の女性「オーガスト・D」さんの症例で、記憶喪失、錯乱、幻覚、早死を観察しました。死後に脳を検査し、老人斑、薄くなった大脳皮質、そして新しい染色法で認めた神経原線維変化(タングル)を報告しました。この研究は1906年の学会で発表され、1907年に論文として公表されました。
病名の命名
1910年、エミール・クラペリンがこの疾患を「アルツハイマー病」と命名しました。
