認知症末期に見られる主な症状
認知症は記憶障害や認知機能の低下を伴う進行性の脳疾患で、10年以上かけて脳細胞が徐々に失われます。末期になると、日常生活のほぼすべての機能が著しく障害されます。
時間感覚の混乱
末期の患者は過去と現在を区別できず、50年前の出来事と昨日の出来事を混同します。
認識障害
家族や自宅など身近な人物・場所を認識できなくなり、子どもを配偶者と勘違いすることがあります。
コミュニケーション能力の低下
言語能力が著しく衰え、意味のある会話ができなくなるか、全く話さなくなることがあります。
身体的症状
転倒が頻発し、歩行が困難になるほか、失禁や嚥下障害が現れます。
感情・行動の変化
幻覚や妄想、気分の不安定さが出現し、せん妄状態に陥ることがあります。
