アルツハイマー患者にカタトニアは見られるか?
カタトニアとは
カタトニアは、刺激に対する反応が著しく低下または全くなくなる状態と、筋硬直、昏睡様状態、興奮などの運動異常を伴う神経精神症候群です。主に統合失調症やカタトニックうつ病などの精神疾患で見られ、アルツハイマー病の典型的な症状ではありません。
アルツハイマー病の主な症状
アルツハイマー病は記憶力、思考力、認知機能を徐々に低下させる進行性の神経変性疾患です。認知機能の衰えに加えて、以下のような行動症状が比較的頻繁に現れます。
・興奮や不安
・攻撃的な行動
・無関心(アパシー)
・抑制が失われた行動(脱抑制)
これらの症状は、脳内の神経回路が障害されることに起因すると考えられています。
まとめ
したがって、アルツハイマー患者がカタトニア様の緊張性行動を示すことは稀であり、代わりに記憶障害や認知低下、そして興奮・攻撃性といった行動変化が主に見られます。
