認知症の兆候
認知症は、脳の機能が徐々に低下する進行性の疾患で、記憶力やコミュニケーション、日常生活に支障をきたします。頭部外傷、脳卒中、アルツハイマー病、脳腫瘍などが原因となりますが、単なる老化とは異なります。症状は時間とともに悪化するのが特徴です。
人格と気分の変化
認知症患者は、イライラや怒り、フラストレーションを感じやすくなります。また、嫉妬心や偏執的な考えが現れ、気分の揺れが激しくなることがあります。他者への無関心や、ひとりになることへの恐怖も見られます。
コミュニケーションの困難
言葉が出てこない、誤った言葉を使う、会話についていけない、同じ質問を繰り返すなど、会話が円滑に行えなくなります。
方向感覚の喪失
時間・場所・人物に対する認識が曖昧になり、普段通りの道でも迷うことがあります。時間感覚が失われ、家族や友人を認識できなくなることもあります。
物の置き忘れ
物を置く場所を間違え、見つけられなくなることがあります。例として、靴を冷蔵庫に入れてしまうなどの行動が見られます。
日常作業の困難
料理や片付けなどの基本的な作業ができなくなります。具体的・抽象的なつながりを理解できず、やる気が失われ、仕事やプロジェクトを開始・完了できなくなることがあります。
記憶力の低下
頻繁に物事を忘れ、日常生活に支障をきたします。同じ質問を何度も繰り返したり、日常用品の使い方を忘れたりします。
上記の症状が見られる場合は、早めに医療機関で診断を受けることが重要です。
