ビタミンCを活用したアルツハイマー病予防
ビタミンCは必須栄養素で強力な抗酸化剤です。免疫システムを支えるだけでなく、脳の健康維持にも関与すると考えられています。アルツハイマー病は記憶障害を引き起こし、現在(2009年時点)治療法は確立されていませんが、ビタミンC が予防に寄与する可能性が研究されています。
研究例
ビタミンCはビタミンEと組み合わせてアルツハイマー病予防効果が検討されています。
2005年の観察研究では、ビタミンE 400 IU とビタミンC 500 mg を毎日摂取することで、対象者のアルツハイマー発症率が低下したと報告されました。
2004年の研究でも、ビタミンE とビタミンC の併用が予防と関連している可能性が示唆されましたが、単独摂取では有意な効果は見られませんでした。効果的と考えられる用量は、ビタミンE が 400〜1,000 IU、ビタミンC が 500〜1,500 mg とされています。
しかし、確固たる効果を示すには、対照試験が必要です。
ビタミンCとアルツハイマー治療への影響
2002年の研究では、既にアルツハイマー病を患っている患者にビタミンC を追加すると、薬剤の脳への浸透が改善され、治療効果が高まることが示されました。ビタミンC は脳の防御機構をサポートし、薬剤が必要な部位へ届きやすくします。
摂取方法
サプリメントも有効ですが、食事からビタミンを摂るのが最も自然で効果的です。
ビタミンC はオレンジ、パパイヤ、グレープフルーツ、イチゴ、キウイなどの果物や、ブロッコリー、芽キャベツに多く含まれます。
ビタミンE は小麦胚芽油やアーモンド、ヘーゼルナッツ、ピーナッツなどのナッツ類、ほうれん草やブロッコリーにも豊富です。
